予防接種のご案内
当院では、インフルエンザや肺炎球菌ワクチンなど各種予防接種を行なっています。
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37度以下でかぜ症状のないの体調の良い時にご来院ください。 |
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ワクチン不足や副作用などによっては、接種時期が変更されたり一時的に中止になる場合がございます。予めご了承ください。 |
当院で接種可能なワクチン
インフルエンザワクチン |
高齢者肺炎球菌ワクチン |
新型コロナウイルスワクチン |
帯状疱疹ワクチン |
麻疹ワクチン |
風疹ワクチン |
MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン) |
水痘ワクチン |
ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン |
インフルエンザの予防について
インフルエンザは、一般的な風邪症状と違い、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、併せて、のどの痛みや鼻汁などの症状も見られます。
予防の基本は、流行前にワクチン接種を受けることで、インフルエンザにかかってしまった場合の重症化防止の方法としても有効とされています。
インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫と共に放出されたウイルスを、鼻腔や気管など気道に吸入することによって感染するため、インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出を控えることが大切で、特に高齢者の方や慢性疾患を持っている方、疲れがある方、睡眠不足の方は注意が必要です。
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチンの接種で予防しましょう
肺炎はがん、心臓病に次いで日本人の死亡原因の第3位を占めています。
肺炎とは、主に細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を起こす疾患ですが、肺炎を予防するためにできることの一つに、肺炎球菌ワクチンの接種があります。
肺炎の原因菌で最も多いと見られるのは、肺炎球菌です(成人の肺炎の20~40%は、この菌が原因と言われます)。肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます(ただし、すべての肺炎を予防できるわけではありません)。
5年以上の間隔を空けて接種が必要です
接種は1年を通して、いつでも可能です。ただし、5年以内に再接種を行うと注射部位の痛みが強く出るケースがありますので、再接種を希望される方は5年以上の間隔を空けることをお勧めします。
また、稀ながら接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛んだりすることがありますが、通常は2~3日で治まります。その他、熱っぽい・体がだるいなど体調の変化があった場合には、すぐにご相談ください。
新型コロナウイルスワクチン
新型コロナウイルス感染症の重症化予防に
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、発熱や咳、喉の痛みなどの症状を引き起こし、特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方では重症化するリスクが高くなります。
ワクチン接種は、感染や重症化を防ぐための重要な手段の一つとされています。当院では、厚生労働省の指針に基づき、新型コロナウイルスワクチンの接種を実施しています。
※ワクチンの効果や副反応には個人差があり、すべての感染や重症化を完全に防げるわけではありません。
接種スケジュール・対象者について
接種の対象となる方や時期は、国や自治体の方針により変更される場合があります。接種をご希望の方は、事前に自治体からの通知や当院からのお知らせをご確認ください。
接種後は、注射部位の痛み・発赤・腫れ、発熱・倦怠感などの副反応が見られることがありますが、通常は数日で改善します。ご不安な症状がある場合は、遠慮なくご相談ください。
※接種を受ける際は、十分な説明を受け、同意の上でご判断いただきます。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹の予防にワクチン接種という選択を
帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルス(※水痘・帯状疱疹ウイルス)が体内に潜伏し、免疫力が低下したときに再活性化して発症する病気です。
特に50歳以上の方に多く見られ、皮膚の痛みや発疹が生じ、重症化すると「帯状疱疹後神経痛(PHN)」という強い痛みが長く残ることがあります。
帯状疱疹ワクチンは、発症および重症化のリスクを下げることが期待されています。当院では2種類のワクチン(生ワクチン、不活化ワクチン)を取り扱っています。
接種時期・対象者・副反応について
接種は通年で可能です。50歳以上の方で、帯状疱疹の予防を希望される方が対象となります(自治体によって助成制度がある場合もあります)。
接種後には、注射部位の腫れ・赤み・痛み、発熱・倦怠感などが見られることがありますが、通常は数日以内におさまります。まれにアレルギー反応が出ることもあるため、接種後の体調変化にはご注意ください。
※ワクチンには種類があり、年齢や体調、基礎疾患の有無によって接種できるワクチンが異なります。詳細は医師にご相談ください。