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糖尿病内科



糖尿病の迅速機器を完備し、早期診断・治療に役立てています

生活習慣病の代表的な病気の1つである糖尿病ですが、この病気の怖いところは、高血糖が続くと動脈硬化が促進されてしまう為、全身の血管が痛み、神経の働きが障害され、動脈硬化性疾患や網膜症・腎症・神経障害などをはじめとする合併症を引き起こしてしまうところです。当院では、きめ細やかな治療で血糖値をコントロールし、合併症をひきおこさないよう予防に努めています。

また、当院では、糖尿病の検査に必要な血糖値やHbA1cの迅速機器を導入し、検査を行った当日に結果がわかり、早期診断・治療に役立てています。栄養指導については、メディカルなら(奈良市総合医療検査センター)にて受けていただくことが可能です。


糖尿病とは?

糖尿病は、なんらかの原因でブドウ糖(血糖)を上手に細胞が取り込めなくなり、血液中のブドウ糖がだぶついてしまう病気です。
血液中のブドウ糖の濃度が慢性的に高くなると、全身の臓器に悪い影響が及んできます。
糖尿病は、大きく「1型」と「2型」の2種類に分けられます。

1型糖尿病

1型 全体の3~5%
発症:主に小児~青年期
体型:正常~やせている人が多い
要因:自己免疫など
治療:インスリン注射
インスリンを産生する膵臓(すいぞう)の細胞(膵β細胞)が、ある時から壊れていき、インスリンが分泌されなくなってしまう病気です。
原因ははっきりとはわかっていませんが、その多くは免疫系の異常により自らの細胞が攻撃される「自己免疫」によるものと考えられています。
1型糖尿病では、血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌が極度に低下するか、ほとんど分泌されなくなるため、血中の糖が異常に増加し、重篤な症状を引き起こしかねません。


1型糖尿病の治療

1型糖尿病の治療は、もっぱらインスリンを適切に補充することです。

2型糖尿病

1型 全体の95%
発症: 主に中高年(40歳以上)
要因: 遺伝、生活習慣、ストレスなど
治療: 基本的には食事療法と運動療法。
病気の進行によって、内服薬や
インスリン注射などの薬物療法。
生活習慣による影響が強く、日本人に最も多いタイプの糖尿病です。加齢や遺伝的要因のほか、食べ過ぎや運動不足、肥満、ストレスなどが要因とされています。日本の糖尿病患者さんの95%以上の方は、この2型糖尿病です。
以下では、糖尿病患者の大半を占める「2型糖尿病」についてご説明し、最後に「妊娠糖尿病」についても触れておきます。


糖尿病(2型)とは

糖尿病とは、体を動かすエネルギー源としてのブドウ糖を細胞がうまく取り込めなくなって、血液中に糖がだぶついてしまう疾患です。
通常なら、インスリンがきちんと働き、血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませてエネルギーとしたり、または脂肪やグリコーゲンなどの物質に変化させて備蓄したりします。このインスリンが足りなくなったり、あるいは足りていても細胞に十分に作用しなくなったりした状態が糖尿病(耐糖能異常)なのです。
糖尿病は重症化とともに治療が困難になって来ますので、早めに治療を開始することが大切です。健康診断などで糖尿病が疑われた場合は、できるだけ早く専門医を受診して指導を受け、生活習慣の改善などの治療を始め、定期的な検査を受けることをお勧めします。


2型糖尿病の治療

糖尿病は残念ながら、現代医学をもってしても完治させることはできません。しかし糖尿病自体は治せないにしても、適切な治療を行って血糖値を正常に保ち、糖尿病による合併症(目、神経、腎臓の合併症など)も起こさずに、生涯にわたって健康を保持することは十分に可能です。
そして血糖値を正常に保つ上でなんと言っても大切になってくるのが、たゆまぬ“コントロール”なのです。医師の個別指導に従い、まずは食事療法および運動療法を行います。これだけで数値が正常化する患者様もおられます。糖尿病が進行したケース、また食事・運動療法だけでは血糖値がうまく正常にならないような場合には、薬物療法やインスリン療法を考えることになります。

こんな症状のある方にはご受診をお勧めいたします


  • 健診等で血糖値の異常を指摘された
  • このごろ目立って太ってきた
  • よく食べているのに痩せる
  • ひどく喉が渇く
  • いくらでも食べられる
  • 尿の回数が多く、量も多い。
  • 尿の臭いが気になる
  • 下腹部が痒い
  • 手足がしびれる
  • 視力が落ちてきた
  • 急に甘いものがほしくなる
  • 火傷やけがの痛みを感じない
  • いつも残尿感がある
  • 足がむくむ
など


糖尿病の三大合併症


糖尿病の三大合併症 糖尿病性網膜症 糖尿病性神経障害 糖尿病性腎症
糖尿病をきちんとコントロールしないと、血液中にだぶついたブドウ糖が血管にダメージを与え、いろいろな合併症を招くようになって来ます。 合併症というのは、ある病気が元になって起こってくる、別の病気や症状のことです。糖尿病の合併症には、糖尿病性網膜症や糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症などがあり、この3つは「糖尿病の三大合併症」と称されます。糖尿病の本当の怖さは合併症にあると言われます。

糖尿病性網膜症(目の合併症)

血行障害によって眼底の血管がつまり、視力の低下を来たします。悪化すると失明にも至りかねません。また、白内障になる人も多いと言われます。糖尿病の人は目に特別な異常を感じていなくても眼科を定期的に受診し、眼底検査などのチェックを受ける必要があります。

糖尿病性神経障害

高血糖の状態が長く続くと、手や足の血行が悪くなり、神経障害を招きます。しびれや感覚の鈍磨などに始まり、悪化すると壊疽(えそ)を起こして、下肢を切断しなければならなくなったりします。
感覚・運動神経障害の主な症状 自律神経障害の主な症状

糖尿病性腎症

高血糖のために腎臓のフィルターがつまってしまい、血液の濾過(ろか)がうまくできなくなります。悪化して、人工透析が必要となるケースもあります。現在、人工透析になる原因の第1位がこの糖尿病腎症です。